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2010/10/03

将来の不安

 宇宙が閉じられた、完結したものだとしたら、ずいぶんつまらないものだろう。予測可能な未来があるとしたら、それもちっぽけなものに違いない。

 将来が不安だという場合、日常生活の不安ということを意味するのだろう。結末の見えない小説、映画、演劇こそは、おもしろい。しかし、実生活の不安は、おもしろがってばかりもいられない。人生の不安にもつながってくる。

 菅改造内閣のおもしろくないところは、将来の大きな展望がない代わりに、貧弱なゴールが見えているところである。「新成長戦略」を読んで、末尾の行程表ばかりならぶページを見ると、夢も希望もない。「野党」と話し合うというが、結論ありきの道路を建設して、そこに「野党」を誘いこもうという程度の話でしかない。

 地球の将来は、不安である。危機を予感させるほどに、住みづらい環境になってきている。わかっていて、閉塞した方向へ突き進むとしたら、愚かなことである。最低でも、地球環境を人間が住める程度に持続させる経済社会が求められている。集中的に議論すべき時期がきていると思う。

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