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2007/01/28

ジャーナリストが堕落する道

 21世紀臨調に加わる「ジャーナリスト」というのは、本当に権力と対峙するジャーナリスト足り得るか。「彼ら」が新聞に書いた記事、発言等々を丁寧に検証することが必要だ。「メンバー」は主として重役クラスが多いだけに、直接的に「書く」というよりは、記者が書いてきた記事をチェックする側、はっきりいえば、潰す側に回る機会が多いと推察される。「情報欲しさのゆえに参加した」と言い訳をするかもしれないが、自民党政権に「助言」するような「機関」の「メンバー」になるのは、どうなのだろうか。もちろん、政治的立場を明確にすることは好ましい。政治的立場を隠して、中立公正の「顔」をすることの方がイカガワシイ。反権力こそがジャーナリストの魅力なのに、なぜ、エサに群がるのか。甘い蜜はおいしい? 誘惑はいろいろなところに潜む。
 世耕補佐官と夜な夜な「懇談」を重ねるジャーナリストも、逆に懐柔されていることは想像に難くない。虫を追い払う光に群がるのは悲しい。

 21世紀臨調のホームページに公表されている「メンバー」(2006年12月現在)は、財界人、学者で構成されている。リストのなかから新聞・雑誌・テレビのジャーナリストに限定して「抜粋」してみよう。「客員」も含む。くどいようだが、参加している人がすべて悪いわけではない。「まとも」な人もいる。しかし、このなかで自民党に迎合的な発言をしている人たち、憲法9条改悪に賛成の人の割合が多いとすれば、思い当たる節があるということになろう。

船橋洋一(ジャーナリスト)元朝日新聞※「メンバー」リストの上位に名前を挙げられている。以下は、あいうえお順に並んでいる。

安藤敏裕(日本経済新聞論説副主幹)
石川一郎(日本経済新聞編集局次長兼政治部長)
乾正人(産経新聞政治部次長)
岩田公雄(読売テレビ報道局解説委員長)
上村武志(読売新聞論説副委員長)
宇治敏彦(中日新聞専務取締役東京本社代表)
梅野修(共同通信政治部長)
老川祥一(読売新聞大阪本社社長)
大久保好男(読売新聞編集局次長)
小田尚(読売新聞政治部長)
金井辰樹(東京新聞政治部次長)
川戸惠子(TBS特別解説委員)
菊池哲郎(毎日新聞取締役経営企画担当)
岸井成格(毎日新聞特別編集委員)
北村経夫(産経新聞編集長)
木村伊量(朝日新聞ヨーロッパ総局長)
清原武彦(産経新聞会長)
倉重篤郎(毎日新聞大阪本社編集局次長)
黒岩祐治(フジテレビ解説委員・キャスター)
河野通和(中央公論新社取締役雑誌編集局長)
西川孝純(共同通信論説副委員長)
佐藤育男(東京新聞政治部長)
島脩(元読売新聞常務取締役編集局長)
清水孝幸(東京新聞論説委員)
菅沼堅吾(東京新聞論説委員)
關田伸雄(産経新聞政治部長)
芹川洋一(日本経済新聞大阪本社編集局長)
田畑正(テレビ朝日政治部長)
千野鏡子(産経新聞取締役正論・論説担当論説委員長)
飛田寿一(共同通信客員論説委員)
外山衆司(産経新聞取締役総括補佐・秘書室長)
中静敬一郎(産経新聞論説副委員長)
長坂嘉昭(プレジデント編集長)
長野和夫(産経新聞客員論説委員・東北文化学園大学教授)
西田睦美(日本経済新聞編集委員兼論説委員)
西村陽一(朝日新聞政治グループエディター)
根本清樹(朝日新聞編集委員)
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
林寛子(中日新聞一宮総局長)
早野透(朝日新聞コラムニスト)
広瀬道貞(テレビ朝日会長)
弘中喜通(読売新聞取締役メディア戦略局長)
船田宗男(フジテレビ報道局解説委員主幹)
星浩(朝日新聞編集委員)
丸山昌宏(毎日新聞政治部長)
持田周三(朝日新聞編集局長補佐)
八木柾(共同通信名古屋支社長)
矢内廣(ぴあ会長兼社長)
吉田文和(共同通信編集局ニュースセンター整理部長)
与良正男(毎日新聞論説委員)

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コメント

1) 問題の山路徹ボスニア民族紛争報告の結び「ピアニスト」場面を観た。
       http://www.youtube.com/watch?v=-jR1R3CSFqo&feature=related
 当ピアニストは話す英語から地元のレストラン職員でなくインテリの記者であろう。聞き手の英語は稚拙でかみ合ってない。主題atheist, music of people from mountains が落ち、上乗せ音楽と共に脚色されている。ここでも情報弱者の視聴者は商業主義的「電波詐欺師」の犠牲になっている。
2)      ↑ 恥知らず 山路 徹 とその仲間 !!!

 彼は最近のツイッターで、「反省はしても後悔はしない」とか、「絶対的な正義はない!自分にとっての正義を追求する」とか開き直っている。(婚姻時期を隠し、5年間も娘と元配偶者に隠れて愛欲を満足させるのが正義なのか?)
 1/20には、自分の下半身スキャンダルを餌に、ジャーナリストを集めて会費5000円で講演会をやったそうである!これはもう山路がジャーナリストではなく山師であることを自分で宣言してるも同然だ!
 参加した記者たちは何もその内容を報道しようとはしない。ジャーナリストが秘密に集まって報道しないとはプロ使命に欠けるし、、信義則にも逆行している。TV報道仲間の堕落と危険な”馴れ合い”を感ずる。APFのヤラセ報道もあるし、こんなヤカラどもに毎日のTVの情報を操作支配されて、視聴者が鈍感化されている現実を危惧する。

投稿: 憂国烈士 | 2011/01/30 09:08

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